本人限定受取郵便物は受け取りでだけでなく、差し出しも出来ます。実に簡単に!
本文では以下について詳しく解説しています。
・基本型と特例型の特徴とは?
・本人限定受取郵便物の差出し
・本人限定受取郵便物の受取り
本人限定受取郵便物とは?
本人限定受取郵便物って聞いたことありますか?
例えば銀行等で口座開設したあとに、郵送でカードを受け取る場面でよく使われています
書留等とは違い、同居の家族ですら受け取ることが出来ません
それだけセキュリティレベルが高い商品です
ただこの本人限定受取郵便物、受け取るだけでなく差し出すことも可能なんです
しかも簡単に!
ただこの郵便物はさらに3種類あり、それぞれ特徴がありますので以下話していきたいと思います
詳しくは本人限定受取(郵便局公式ホームページ)を確認してください
本人限定受取郵便物の種類
3種類あります(基本型・特例型・特定事項伝達型)
受け取れる場所・提示する本人確認書類の種別がそれぞれ違います
また郵便物だけでなく、ゆうパックにも適応できます(基本型・特例型のみ)
しかし簡単に差し出せるという点では、特定事項伝達型は除外となってしまいます
事前に利用の申し出が必要なことなど、差出人はカード関係の法人をイメージようですので、以下特定事項伝達型は省略しますね
あと共通していることは、受取人へ事前に到着通知書を送り、お知らせする点です
また本人限定と言いながら、基本型と特例型は代人指定もできます
本人限定受取郵便物の差し出し方
受け取ったことがあっても、差し出したことがある方は、少ないのではないでしょうか?
郵便局の窓口で『本人限定受取郵便物を差し出したい』と伝えてください!
料金(郵便物):書留料金(435円~)+本人限定受取(210円)を加算
料金(ゆうパック):セキュリティサービス(380円)+本人限定受取(210円)を加算
郵便物への記載①:表面中央部に朱色の二本線の表示+差出人のあて名
郵便物への記載②:(基本型)表面に「本人限定受取」と表示
郵便物への記載③:(特例型)表面に「本人限定受取(特)」と表示 ※②③はいずれか
本人限定受取郵便物の基本型とは?
受け取る場所が、郵便局の窓口となります(簡易郵便局以外の他の郵便局で受取変更も可能)
ただ本人に配達して受け取ることが出来ません
受取時の本人確認書類が、写真付き公的証明書(運転免許証やマイナンバーカード等)です
但し、健康保険証を証明書として使う場合は、学生証や年金手帳など2点必要です
指定された代人も同様です
受取人にわざわざ郵便局に来てもらわなければ、お渡しできないのはマイナス点ですね
本人限定受取郵便物の特例型とは?
受け取る場所が、郵便局の窓口に加え、本人に配達して受け取ることが出来ます
郵便局の窓口は、簡易郵便局以外の他の郵便局で受取変更も可能です
また代人を指定して受け取ることも可能です
受取時の本人確認書類は、公的証明書(運転免許証やマイナンバーカード等)1点です
健康保険証も1点として含まれます
特例型は、受取人へ配達もできるようになり、利便性向上してますね!
配達は、時間帯も選べますので、さらに受け取りやすくなります
本人限定受取郵便物を差し出すときの注意点
相手にすぐに渡したい!というニーズには不向きです
なぜなら、到着通知書を配達してお渡しになりますので、それまで郵便局で保管するからです
例えばオプションで速達をつけても、保管する郵便局に到着するまでです
結局、到着通知書を配達するまで、郵便局で保管になります
よって速達の意味はあまりありませんね
それと郵便局での保管期間は到着してから10日間となります
受取人本人が到着通知書のお知らせに気づかず、10日間過ぎてしまうと返還されてしまいます
本人限定受取郵便物の受け取るときの注意点
特例型では、本人に配達することも選べますが、配達時には必ず本人確認書類の提示が必要です
また同居の家族が、本人(正当受取人)の本人確認書類を提示してもお渡しもできません
必ず本人(正当受取人)が本人の本人確認書類の提示が条件です(本人連発すみません)
以上を踏まえて、本人限定受取郵便物の特例型は、意外と使えるのではないでしょうか?
名宛人自身が開封してほしい【親展】と表示した郵便物よりも、書留料金に210円加算しただけで、よりセキュリティレベルの上がる本人限定受取郵便はおすすめです
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